ヘルニアと腰痛の原因で同じものなの?
日本人の多くが悩まされているという腰痛。その原因はいくつかあるようですが、その中の1つがヘルニアです。ヘルニア自体も患者数が多いので、やはり腰痛の人が多いという現状の大きな要因になっているようです。ヘルニアと腰痛の原因について、ご紹介していきましょう。
ヘルニアとは、体の中の臓器などが本来あるべき場所から出てしまっている状態のことを言います。臓器は数多くあるので、当然ヘルニアも体のいろいろな部位で起こり、それぞれのヘルニアが存在します。
その中で、腰痛と密接な関係があるのが椎間板ヘルニアです。椎間板は椎体と椎体の間にあり、中心部は髄核、周囲はコラーゲンを含む線維輪で出来ています。これらの一部が突出した状態になるのが椎間板ヘルニアです。他の動物と違って二足歩行する人間は、重力による負担が椎間板にかかりやすいのです。
特に起りやすいのは下位腰椎とのことです。さらに、腰椎椎間板ヘルニアは遺伝的な要素によって起こることが多いということが、最新の研究によって解明されました。
椎間板ヘルニアが発症すると、腰痛の他に下肢の痛み、しびれ、むくみなどの症状が見られます。足が上げられなくぐらい重くなるなどの自覚症状があったり、ヘルニアによって神経根が圧迫された箇所の感覚障害、運動神経が麻痺することによる筋力低下、排尿障害なども起きることがあります。若い人がかかる椎間板ヘルニアは、椎間板の内圧が高くなるため、高齢の人の場合よりも重症になることが多いようです。
場合によっては深刻な病状に発展することもある病気なので、思い当たる症状がある人は早めに病院で受診した方がよさそうです。



