左腰痛になった原因はどこにあるのでしょうか?
腰痛は腰全体に起こる場合だけではなく、片側だけに起こる場合もあります。片側に起こる場合、骨や関節の歪みから起こっている場合や、内臓疾患の可能性があるので注意が必要です。また左側腰痛で内臓疾患が疑われる場合、膵臓の障害が考えられます。
膵臓は、体に向かって左側で、胃の後ろ側に位置し、十二指腸に囲まれています。膵臓はホルモンや消化液を分泌する機能を持ち、十二指腸での消化を促したり、血糖値を調整する役割を担っています。この膵臓に障害があると腹部や背中、特に左側に痛みが発することがあるのです。
膵炎は急性のものと慢性のものがあり、アルコールを多く摂取する方、また甘いものが好きな方も膵炎を起こす可能性が高くなります。急性の場合は急激に痛みを発しますが、慢性の場合は鈍痛となり治療が遅れて回復が不能となる場合もあります。左側部の痛みと共に吐き気や食欲の減退、体重減少等を起こしている場合は膵臓疾患を疑い検査を受けて下さい。また何らかの腫瘍等が神経を圧迫して部分的に痛みを起こしている可能性もありますので、早期の検査を行う事をお勧めします。
姿勢や体型によって片側だけに痛みが発する場合もあります。たとえば足を組んで座る癖や、デスクワークでパソコンが片側に置いてある場合は注意が必要です。日常的に一方だけに腰を捻り、さらにパソコン作業は猫背になりがちなので、片側だけに過度に負担がかかり腰痛を起こしやすいのです。
これらの日常的な動作が骨格や関節の歪みを招き、椎間板ヘルニアや関節症となったり、また骨盤が片側に傾くことで坐骨の神経にあたって坐骨神経痛を起こすこともあります。痺れ等がある場合は、特にこれらの症状が疑われますので、整形外科等で検査を行い、適正な治療を受けるようにして下さい。



