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腎臓機能の低下によって腰痛が起こるの?

腰痛でマッサージや整形外科の診療を受けても、原因が解らなかったり、中々、回復せずに内科で診療を受けたら、内蔵疾患が発見されたということがあります。腰痛の原因は関節や骨の障害、筋肉疲労だけではありません。内蔵に起こった障害が腰部の痛みとして現れることがあり、その中でも腰部に近い腎臓の障害のサインとなっている場合があるのです。

腎臓はみぞおちの下部に左右対処に二つあり、腹腔(横隔膜の下部で腹部の内膜)の背中側に位置に位置し、腰部と非常に近いところにあります。腎臓は老廃物を尿として排出したり、血圧の調整、またナトリウムやカリウム、リン、カルシウム等といった電解質の調整を行い、骨の生成に必要なビタミンD3を精製したり、エリスロポエチンという物質を分泌して骨髄で赤血球を作るように促す役割を持っています。

この腎臓の機能が低下したり、腎臓結石、腎臓病といった障害を起こすと、腰痛を引き起こしてしまうのです。腎臓と腰の筋肉である大腰筋とは繋がっており、腎臓と腰部の神経は同じ神経回路を使って脳に情報が伝達されます。この為、腎臓の障害による痛みが、腰部の痛みや、コリとして脳に認識されてしまうことがあるのです。

腎臓による障害が起こっている場合、一度、機能が低下してしまうと元に回復させることが出来ない臓器であり、機能が落ちてもあまり気付くことがなく、重篤な状態になってから発見されることがあるので注意が必要です。

腎臓障害は、糖尿病や高血圧を患っている方、また塩分の多い食生活や、ストレスや過労によっても起こります。腎臓による腰痛は慢性的に起こり、それと同時に尿の濁りや残尿感、また浮腫みや疲れやすさ等も感じることも多くあります。また腰痛が内臓の疾患による場合は、腹部の中央部分から痛みが来る感覚がみられ、ジャンプをしたりと体に衝撃を受けると、内臓周辺にその衝撃を感じる傾向があります。

慢性的に腰痛は大きな障害が隠れている場合が多くあります。また自己流の処置がかえって腰痛を悪化させる場合もあります。自己判断を避けて、なるべく検査を受け、適切な処置をとるようにして下さい。


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