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股関節痛を感じたら腰痛のサインかもしれません

腰痛を引き起こす原因は多岐にわたり、腰部の障害だけが原因ではありません。腰部は様々な部位に繋がっており、骨盤の歪みや股関節の障害等によっても腰痛を引き起こすことがあるのです。

股関節は骨盤と大腿骨を繋いでおり、体の中でも最も大きい関節です。寛骨臼と大腿骨頭からなる球状の関節で、上半身の体重を支える役割を持ち、人間が運動をする上で非常に重要な役割を果たしています。股関節が安定していることで重心をとり、歩いたり立ったり、また屈んだりしゃがんだりという動きをしても、倒れずにいることが出来るのです。

これらの動きを滑らかに行えるように、股関節の関節軟骨がクッションの役割をしており、内部は関節液で満たされています。またその周囲は靭帯に囲まれ、20以上の筋肉と繋がっています。股関節の機能が悪いと、人間は動きが堅くなり、歩行等に支障をきたすようになるのです。

この股関節は腰部とも大きく関係しています。股関節は骨盤と繋がり、その骨盤は腰部の背骨と連結しているのです。股関節周りの筋肉や靭帯が弱まってしまったり、堅くなって伸びなくなることで痛みを発すると、それを和らげるために、骨盤や腰痛で体を支えるようになります。このことが姿勢の歪みに繋がり、骨盤の位置がずれや、腰部の筋肉の緊張を生み出して腰痛となるのです。

また股関節が磨り減ったり変形を起こすと、それを骨盤と腰部の背骨で補うことになるので、背骨の位置を歪ませ、背骨の間でクッションの役割をしている椎間板に過剰に負担をかける原因になります。股関節の障害から坐骨神経痛を起こし、それが神経経路を通って腰部に伝わり腰痛と感じられることもあります。

体はあらゆる部位が繋がり、関連しあうことで、そのバランスを保っています。特に腰部は体の中心にあるため、あらゆる要素が影響しやすい場所です。腰部のみを保護したり、鍛えるのではなく、その周囲の関節や筋肉にも目を向けて、腰痛の改善を図るように心がけて下さい。


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