腰痛は片側だけでも起こる!?痛む位置と原因の相互関係
腰の痛み方はその原因によってさまざまですが、痛む位置というのもさまざまです。一般的にでん部の上からウエストまでの一帯をいわゆる腰と位置づけますが、その右側だけが痛むことや、逆に右側は何もないけれど左側だけが痛むというように、腰痛とひと口に言っても多種多様です。
腰の痛みを作る原因となっていることに違いがあれば痛む場所に違いがあるのは当然ですが、姿勢が悪いなどの身体的要因と他の内臓疾患を患っているために起こる病的要因によっても痛む場所に違いがあります。
いつも同じ側に荷物を持ったり肩にカバンをかけたりしていないでしょうか。リビングの同じ場所からいつも同じ方向を向いてテレビを見たりするだけでも、十分に歪みをつくってしまいます。普段何気なくしているちょっとしたことでも、長く続けていると背骨や他の骨まで曲げて身体は歪んでくるのです。ときには食卓の座る位置を変えてみたり、長く同じ姿勢でいないように気をつけなければいけません。
また、ある病気の症状として腰が痛むことがありますが、この場合は病気を引き起こしている部分と連動して腰が痛みます。例えば、激しい痛みを伴う胆石は、その発作を起こす前兆として右側の腰から背中に抜けるように痛みが起きます。肝臓に疾患がある場合にも右側の腰や背中が痛むことがよくあります。このように、腰の痛みの原因が内的な病気の場合には、腰の痛む部分にある臓器を患っているということがいえます。
「肝臓は沈黙の臓器」と言われますが、肝臓自体に痛みや違和感を感じなくても、腰痛によってその異常を知ることができる場合があるのです。ですから、単なる腰痛だと決め付けず、腰の痛み方や痛む場所に注意を払い他に大きな要因がないかどうか気をつけなくてはなりません。



