妊娠中の腰痛には簡単なストレッチが効果的です
妊娠中のお腹の重みは、最高で5kg以上にもなります。そのような状態で日々を過ごすのですから、肩こりや腰痛に悩む妊婦は少なくありません。思うように身体を動かすことができずに、運動不足にもなりがちです。ですが、妊娠中に身体を動かさずにいることは、太りすぎや出産時の体力低下などの原因になり、深刻な場合には妊娠中毒症などを引き起こし、妊婦にとっては心配のもととなります。妊娠中でもウォーキングをしたり軽いストレッチをするなどして、身体をうごかすようにしなければなりません。
通常、妊娠12週を経過したころから少しずつはじめるとよいとされています。胎児も安定期にはいり、つわりもおさまってくるのがこの時期です。検診時に主治医や助産婦の指導をあおいで、身体を動かして気持ちよく感じる程度の軽いものからはじめてください。
●妊娠初期のストレッチ
1.床や畳の上にマットなどを引いてあぐらを組んで座ります
2.背筋をのばして手は膝の上におきます
3.ゆっくりと呼吸をしながら上半身を前へ倒し手で膝を押すようにします
4.そのままの状態で1~2秒静止します
5.ゆっくりと呼吸をしながら元にもどります
●妊娠中期のストレッチ
1.床や畳の上にマットなどを引いて仰向けに寝ます
2.両腕は軽く身体に沿わせ両膝を45度程度になるように立てます
3.ゆっくりと息を吐きながら両膝を片側4秒程度の時間をかけて右に曲げます
4.息を吸いながら4秒程度の時間をかけて元にもどします
5.同じように左側にも曲げてもどします
●妊娠後期のストレッチ
1.床や畳の上マットなどを引いて四つんばいになります
2.両手と両膝は肩幅程度に開きます
3.ゆっくりと息を吐きながらあごは引いたままで頭を上げて重心を前にもっていきます
4.ゆっくり息を吸いながら頭を下げて背中を丸めます
妊娠中のストレッチは毎日続けることを目指すより、体調の優れたときを選んで気持ちのよくなる程度に行いましょう。体調が優れないようでしたら、ストレッチの途中でもやめて安静にするなどして、決して無理のないように気をつけましょう。



