腰痛をやわらげる食べ物を積極的にとりましょう。
腰痛というのは内的疾患を原因とするものと姿勢の悪さなどの身体的な原因で起こるものがあります。内的疾患そのものが日常生活の乱れや不規則な生活がもとで発症したものとすれば、腰痛は生活習慣病のひとつであるともいえます。一度発症してしまうと完治はむずかしく、症状が改善してもちょっとしたことで悪化しやすくなるのが腰痛です。ですから日頃から腰痛予防に気をつけることが大切です。
もしも腰痛を患ってしまったら、日常生活の中に原因がないかどうか一度見直す必要がありそうです。その最たるものが食事ではないでしょうか。私たち人間の身体は、食事をすることで維持されていますから、どんなものを食べてどんな栄養素を摂取するかということは骨や筋肉にとって重要なことです。腰痛を改善しようと思えば、傷んだ神経細胞を修復する葉酸やビタミンB12、骨の生成に欠かせないカルシウムやその吸収を助けるビタミンD、または毛細血管を広げて血行を促進し疲労物質の排出を助けるビタミンEやビタミンB1などの摂取が有効といえます。
最近では「玄米菜食」が注目をあびていますが、ビタミンB郡を多く含む玄米や大豆食品は腰痛患者にとって薬のような食品といえます。また、海草や乾物にはカルシウムを含むものが多く、カルシウムの吸収を高めるビタミンDなどのミネラルも豊富です。カルシウムといえば牛乳と連想しがちですが、欧米人に比べて腸の長い日本人には、そもそも乳製品は向かないと言われています。また、過度の肉食などで鉄分やカルシウムなどの栄養素を摂取しようとすれば、コレステロールなどの多量摂取にもつながり、かえって別の病気の心配をしなければならなくなります。
また、特に注意したいのが化学添加物です。ハムやソーセージなどの加工品に多く含まれるリンは、カルシウムの吸収を阻害します。インスタント食品やレトルト食品にもさまざまな化学添加物が含まれており、これらの食品を食べるとせっかく補った栄養素も身体に吸収できずに排出することになりかません。カフェインやアルコール、タバコなどにも同じことが言えるのです。
こうした現代人の偏った食生活が腰痛をはじめさまざまな病気を生んでいるといえます。まずは自分の食生活を根本から見直すことが必要です。



